2025.10.01:ニュースレター

後見DE貢献 〜IKUKOのつぶやき〜#68 2025年10月号

記録ずくめの猛暑の夏もようやく終わりを告げ、一気に季節が秋めいていく空気感にそのまま!と叫びたくなるのは私だけでしょうか。暑さを避けていた皆様はこれから活発に動かれることと思いますが、どうか体調を崩されないようご留意いただきたいと願っています。

さて、今回認知症の種類について紹介していますが、現在認知症の人の割合は軽度認知障害(MCI)も含めると全人口の8%程度になるようです。人口はますます減少しますから、この割合が10%になる日もそう遠くはなさそうです。10人に1人が認知能力に不安ありです!しかしそんな状況を私ども専門家としては嘆いてばかりはいられません。
90代の方の公正証書遺言の作成の依頼を受けることが増えてきました。そのような方はすごくアタマはクリア、認知症の気配はみじんも感じられません。
私どもの経験値では、遺言書はなかなか本人から作りたいと希望されるケースは少なく、どちらかというと親族が促して本人に作ってもらうケースの方が圧倒的に多いのが現状です。ところがなんの問題もないにも関わらず「遺言書を作りたいんです。」と主張されることがあります。将来何があるかわからないから、ということなのでしょう。
認知能力には、もしかしたら意志力や予測する力というのも含まれるのではないでしょうか。

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