2020.07.31:ニュースレター
後見DE貢献 〜IKUKOのつぶやき〜 #06 2020年8月号
グループ代表 國松からご挨拶
7月は九州を中心として豪雨災害があり、コロナ禍に追い打ちをかけるような状況にとても心を痛めました。皆さまの周りではいかがでしたか?被害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。
さて、後見制度とは直接関係ないかもしれませんが、7月10日より法務局での自筆証書遺言書保管制度が開始されました。いままでの自筆証書遺言の不備を補う制度であり、期待がかかります。この制度では、遺言 書の紛失、改ざん、隠蔽、末発見、方式不備等の諸問題の解決が期待されています。
後見人がついていてもある一定条件のもと遺言書は作れますが、そこはなかなかハードルが高いところ。後見人がつく前でも認知能力に問題ありという場合はなおさらハードルが高いです。やはり後見制度とは無縁な時期に、頭がしっかりはっきりしているうちに遺言書を作成するのがベストです。意外にも本人確認がしっかりなされる公正証書遺言の方がクローズアップされてきそうな予感がします。それぞれのメリットデメリットをよく確認して利用するようにしたいですね。
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