2024.07.01:ニュースレター

後見DE貢献 〜IKUKOのつぶやき〜#53 2024年7月号

1年の半分が終わってしまいました。いや、まだ半分残っています。よくコップの水があと半分もある、半分しかない、といいますね。いわゆるコップの水理論です。
私は半分もある、というポジティブ思考派です。半分しかない、と思うネガティブ思考はそれはそれでメリットがあるようです。皆さんはネガティブ思考派、ポジティブ思考派、どちらでしょうか。

さて、今回は「裁量」を取りあげています。裁量ときいて思い出したのが、能や歌舞伎、舞踊などで舞台にいて演技進行を支える「後見」です。私自身はあまり観劇はしないので分からないのですが、おそらく「後見」は機敏に、そして臨機応変にその裁量で演者を助ける役割なのではないか、と思います。
一方で、成年後見では「後見人」は本人の利益のためにその裁量で本人の生活を支えることになるのだと思います。舞台上での「後見」が状況をみて素早く対処することを求められるとすれば、成年後見の「後見人」はどちらかというと本人の身体、財産などの側面を総合的に判断して動くバランス感覚が求められるような気がしています。今度歌舞伎が好きなお客様に習って観劇に行き、「後見」と「後見人」の違いを体感しに行こうと思います。

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