2024.04.01:ニュースレター

後見DE貢献 〜IKUKOのつぶやき〜#50 2024年4月号

4月になり新年度、新学期と何かと気持ちが改まる時期です。私の場合はどちらかと言うと4月は別れの季節という印象が強いです。満開の桜の花が風に揺られて散っていくさま、知らぬ間に葉桜となっている季節の移ろいになぞらえて、人間関係も広げるばかりではなく、整理することの必要性を思うのは私だけでしょうか。

さて今回は死後事務委任契約を取り上げています。この契約を結ぶのはいわゆるおひとりさま、身寄りのない方、親族がいても疎遠だったり頼りたくない方、親族と事情があって絶縁している方などです。普段から身の回りの用事を頼めるような間柄の親族がいればわざわざ死後事務委任契約を結ぶことはありません。実際にこの契約を結ぶことにたどり着く方は少ないですが、今までの経験から言えることとして、身の回りをなるべくシンプルに整理しながら検討されることが多いということです。契約後も連絡先の一覧を定期的に見直し、時を経るにつれ徐々に減らしていかれます。人間関係の整理は今をしっかり生きるために必要なことのように思われてなりません。

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