2023.10.01:ニュースレター

後見DE貢献 〜IKUKOのつぶやき〜#44 2023年10月号

 

食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、睡眠の秋(笑)楽しみなことがたくさんありますが、皆様は何の秋を堪能したいですか?

この場を借りていつも私は日々の雑感を述べさせていただいていますが、できるだけ読者の皆様が前向きになれるようにと心がけて発信しています。

今回は「監督人」を取りあげています。実は先月、専門職後見人等に対する監督人の選任について、東京家庭裁判所から「多額の流動資産を有する事案について、幅広く監督人の選任を検討していく」という方針が示されました。従来から流動資産が1億円を超えたら上部団体が監督人に選任されるなど、一定の方向性があったのですが、今回のこの方針変更は実は衝撃だったのです。流動資産が1億円未満の事案は、個人の専門職が監督人に選任されるようで、早速当法人(国松司法書士法人)にも直近のある案件で個人の方が監督人に選任されました。この方は弁護士です。未だかつて弁護士の方に監督されたことがなく、若干の戸惑いもある中、同業の司法書士の団体に監督されるのとはまた違う、何かを発見出来そうな「ちょっとしたワクワク感」も感じております。

こうやって「どんなことが起きても前向きにとらえて対処していく」というポジティブ思考を参考にしていただけたら嬉しいです。

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