2022.02.01:ニュースレター

後見DE貢献 〜IKUKOのつぶやき〜#24 2022年2月号

代表 國松からご挨拶

 

厳冬の折、皆さま温かくしてお元気にお過ごしでしょうか。
あまりの寒さに、ここ数年購入していなかった貼らないタイプの使い捨てカイロを購入して、冷え性の私は手足の末端で温かさを感じ、そんなことで幸せな気分になっています。
カイロを握りしめていないとき、その温かさを享受することが出来ず、少し損をした気分になります(笑)。

今回は認知症についてのお話ですが、例えていうのも変ですが、カイロが冷え切った状態が死を意味するなら、認知症はまだかろうじて温かい、という状態でしょうか。そして、あったかホクホクの状態の時が健常ということでしょう。
カイロの冷め具合(判断能力の衰え具合)がどの程度か、そこを見定めて、後見人(保佐人、補助人)の必要性を検討することになります。成年後見制度の場合は、医師の診断がその目安になります。

それにしても、後見、保佐、補助、その境目は一体どうなっているのでしょう?
最近の傾向では、ちょうど境目にあたるときには、カイロはまだ温かい(つまりまだ判断能力がある)という診断がなされているように見受けられます。
カイロもしっかり握りしめて、いつまでもまだ温かい、と思いたいですよね。

 

 

 

 

 

 

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