2021.04.01:ニュースレター

後見DE貢献 〜IKUKOのつぶやき〜#14 2021年4月号

代表 國松からご挨拶

 

春の訪れは出会いと別れを感じさせます。新年度を迎え、このコロナ禍の中でも気持ち新たに前を向いて進んで参りたいと思います。

さて、成年後見のなかでの皆さんの関心事はやはりコスト(いつどれくらい費用がかかるのか)という部分ではないでしょうか。費用はなるべく抑えたいですよね。後見人の種類として大きく分けて①親族後見人②専門職後見人(私のような司法書士、弁護士、社会福祉士)③市民後見人、の3パターンがあり、最も費用がかからないのが親族後見人です。報酬の請求をしなければよいのですから。勿論その権利はありますが、親族後見人の場合は請求しないことの方が多いようです。

あまり考えず、後見人の職務や倫理をよく知らずに安易に親族後見人を選出してもらおうとして失敗されているケースをよく見かけます。何故そんなことが言えるかというと、結局失敗事例は私のような家庭裁判所の後見人候補者名簿に載っている専門職にお声がかかるからです。

まずは後見人を実際に引き受けている専門職(司法書士、弁護士、社会福祉士)に相談され、最適な成年後見制度の利用方法を探ってみることをお勧めします。

 

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