2024.10.31:
YouTube「ハロウィンからみた相続観」をアップしました
今回はハロウィンにちなみまして
そこから見えてくる日本人の相続観について
お伝えしたいと思います。
「ハロウィン」とは毎年10月31日に行われる
ヨーロッパ発祥のお祭りです。
元々は秋の収穫を祝い、
悪霊を追い払う宗教的な行事でした。
正確には10月31日から11月2日までの3日間で
死者の魂を慰める行事が各国で行われます。
ハロウィンの起源は、
古代ヨーロッパにいたケルト人が
10月31日をおおみそかとして、
死んだ人の魂が家族の元へ戻り、
悪霊や魔女が町を訪れると信じられていたため、
悪霊や魔女が悪さをしないように、仮装をして追い払う、
さらにカボチャのランタンを魔除けとして使うようになりました。
日本でも先祖の霊がお盆に帰ってくるといってもてなしますが、
日本のお盆は先祖の霊は来るもの拒まずもてなします。
ハロウィンのように「追い払う」という発想か、
日本のお盆のように「もてなす」という発想か。
ハロウィンから見るこのような日本のお盆の風習との違いから、
日本人の包容力、先祖は敬う対象であること、
先祖には感謝を持って接すべきであると考えられていたことがうかがえます。
そこから発展して、相続はありがたいもの、
先祖がいたから自分がいると考えていた日本人の心根
ともいうべき特徴も垣間見えます。
そう思えば、相続手続きを放置せず、
期限までにきちんと完結させることは
先祖の恩に報いることにもなるのかもしれませんね。
#ハロウィン #お盆 #相続