2016.11.16:相続税

相続税の調査が厳しくなっているのでしょうか?

相続税の調査は特に海外資産に目を向けられているようです。


国税庁は先日、今年6月までの1年間(2015事務年度)に全国の国税局などが実施した相続税の税務調査の結果を発表しました。
重点分野である海外資産に関連した申告漏れは47億円と前事務年度比で3.6%増えたとのことです。


調査件数は859件で集計を始めた2001事務年度以降で過去最多だったようです。
相続税の申告時に海外預金を除外していた事例などがあり、全体の調査は1万1935件で、申告漏れは9761件、総額は前事務年度比8.8%減の3004億円でした。


相続税の調査は3億円未満の財産の場合は来ない、といううわさもありますが、腕の確かな税理士に依頼し、しっかりした申告をしておけば安心ですね。