2014.08.17:相続放棄

お兄さんが亡くなった2ヵ月後、消費者金融からの請求書が届くようになった事例

当事務所に相談に来られた79歳男性 

【当事務所に相談にいらっしゃる前の状況】

亡くなったお兄さんには奥さんとお子さん3名がいらっしゃいましたが、お兄さんが亡くなって2か月ほどたったある日、その奥さんから「自分と子供たちはみな相続放棄をした」との連絡がきました。

同じようなタイミングで消費者金融からの請求書が届くようになりました。負債の内容やどんな財産があるかは奥さんからは一切教えてもらえず、途方に暮れ、相談に来られました。

【当事務所に相談に来た結果】

ご兄弟には音信不通の方や、行方不明の方もいらっしゃいましたが、弟さん3名、妹さん1名、すでに亡くなっている妹さんのお子さん2名で、連絡の取れる方たちだけで相続放棄をしようということになり、当事務所で戸籍の収集などを行い、相続放棄の申述書を作成しました。

収集した戸籍の通数も多く、自分たちだけではとても足並みをそろえてできることではなかったと、皆さんから大変感謝されました。