2024.11.28:成年後見
実務雑感vol.54~成年後見
★花粉症から学ぶ 真の認知症対策とは?
今まで、花粉症になる仕組みとして
いわゆる「バケツ理論」が有名でした。
一生のうちに、身体が花粉を受け入れられる
キャパシティ(バケツ容量)が決まっていて
その範囲内の花粉が身体に入ってくるうちは、
花粉症を発症しないが、
キャパシティを超えたときから花粉症になる
というものです。
しかし最近言われるようになったのは、
「天秤理論」です。
免疫力と体に入る花粉の量のバランスで
発症や症状の軽度・重度が
決まってくるという考えです。
そうすると、天秤理論では
1、免疫力を整え
2、身体に花粉をなるべく入れない
この2つで花粉症を和らげ、
上手に付き合っていくことができるそうです。
ところで、認知症の高齢者数は
2025年に471.6万人になると推計されていて
これは約7年前に推計されていた
675万人を大きく下回っています。
生活習慣病の改善、健康意識の変化などが
認知機能の維持、認知機能低下の抑制に
つながっていると見る向きがあります。
花粉症のバケツ理論のように
いつか認知症になるかもしれない、
という受け身の姿勢でいるのではなく
天秤理論のように
認知症にならないように、あるいはなったとしても
軽度で耐えられるように健康面での努力をする、
そのような努力をすることこそが
真の認知症対策ではないかと思うのです。