2025.10.03:

YouTube「日本の贈与税 おかしくない?」をアップしました

財産の使い方、増やし方、移し方について研究していますが、

皆さんも興味ありますよね?

そこで一つ、興味深いエピソードからの学びを

共有したいと思います。

 

メジャーリーグで活躍している大谷翔平選手が

エンゼルスからドジャースへ移籍する際に、

背番号17番をエンゼルスでつけていましたが、

それをそのままドジャースでもつけることができるのか、

ということが話題になりました。

 

当時ジョー・ケリーという選手がドジャースでは

背番号17番をつけていて、ケリー選手はその番号を

大谷選手に譲り、ケリー選手の妻であるアシュリー夫人が

大谷選手のドジャース入りを歓迎し、

夫に別の背番号をつけさせることを

楽しく宣伝する動画を配信したことから、

大谷選手はそのお礼として高級外車を

アシュリー夫人にプレゼントしました。

 

高級外車は数千万円もします。

私はとっさに「贈与税どうするのよ!

アシュリー夫人は迷惑じゃない?」

と直感的に思いました。

 

ところがその心配は杞憂に終わりました。

日本では贈与税は贈与を受ける側に

支払い義務がありますが、アメリカではなんと!

贈与する側に支払い義務があるのです。

 

ですからアシュリー夫人は贈与税を

支払う必要はありません。

大谷選手が支払ったはずなのです。

 

なるほど!と思いました。

アメリカでは相手に気兼ねなく財産を

生前贈与することができ、

そのような考え方が文化として

染みついているんだなと思いました。

 

贈与する側に十分な資力があるのならば、

贈与税はアメリカのように贈与する側が

支払えばいいのです。

その方が贈与を受ける側の資力の有無に関係なく、

必要な時に思う存分生前贈与すことができ、

受け取る側も有意義に、

そしてタイムリーにその財産を利用することが

できるのではないでしょうか?

 

日本の将来のために贈与税・・・

根本から考え直したほうが良さそうです。

#贈与税  #生前贈与 #大谷翔平