あけましておめでとうございます。
本年もこの後見DE貢献をご贔屓いただけるよう、さらに皆様の  お役に立てる内容の情報発信ができるよう、努めてまいります。  どうぞよろしくお願いいたします。

さて今回も前回に引き続き「家族信託」について取り上げています。ところで皆様は、家族信託の最大の特長は何だと思われますか。それは、私は｢家族と向き合う時間を作ること｣だと考えています。

家族信託とは財産管理の方法です。それは主人公の財産について、主人公だけが考えるのではなく、家族を巻き込んで仕組みを検討していくのです。普段話をしない家族同士が向き合って話をし、家族会議、とまではいかなくとも親が子を思い、子が親を思う、あるいは兄弟を思う・・・そんな構図が目に浮かびます。

家族信託はあくまで財産管理の仕組みですが、それを考えるにあたっては、在宅なのか施設入所するのか、介護のこと医療のことなどのいわゆる身上保護のことも話に出るでしょう。
そうやって家族と向き合う時間をもつことで、冷え込んだ家族関係を改善させたりすることもできるのです。皆さんも家族と向き合う時間、作ってみませんか？