2023.08.31:相続
実務雑感vol.40〜相続
処分する基準、わかりますか?
夏休みは、親御さんや気にかけている親戚の方とお会いになることも多いと思います。
長年、歳を重ねていくと身の回りのものが増えすぎていろんな物を整理しようとしても
「何が大切で何が大切でないか」
の判断がつかないことも多いのはないでしょうか。
衣類などはよく
「それを見てときめくか、ときめかないか」とか
「1年着なかったら捨ててよい」などの
処分の基準を耳にします。
しかし財産関係の書類などは
「5年?10年?」
「あまりにも古いから処分してよいような・・・」
など、基準がかなり曖昧なように見受けられます。
これは、今処分してよいのか、
いつまで保管しておくべきか、
実際にその分野の専門家に
確認するしかありません。
不動産の売買契約書は?
売却済みの権利証は?
所得税の申告書は? などなど。
何も知らず処分してしまったために
税金を数百万円多く支払わざるを得なかった
というような事例も過去に見たことがあります。
当法人には地主のお客様から
山積みになった権利証をお預かりして
整理して差し上げるサービスもあります。
「処分するかどうか迷ったら
専門家に相談する!」
やはりこれが一番かもしれませんね。