2023.01.31:成年後見

実務雑感vol.33~成年後見

見守り契約は頭の体操になる!?

最近は便利な見守りツールが出来ています。
警備会社、宅配業者、インフラ系の会社・・・
利用出来るものは利用すべきかと思います。

私は毎月高齢のご本人から電話やメール、
手紙をもらうことで見守っています。
そして数ヶ月に一度の面談もしています。

毎月のほうは、ご本人から「連絡をもらう」
というところがミソで
ご本人の時間管理
私へ連絡しなければならないということ
見守り契約していることを覚えているということ
を毎月確認できる方法です。

毎月そっけないメールを送ってくる方へ
「1ヶ月の特筆すべき出来事をお知らせしてくる方も
いらっしゃいますよ」というと
早速ご自身に起きた生活上の変化をメールで
知らせてこられた方がいらっしゃいました。

この見守りの形は一つの「頭の体操」かもしれません。
便利なアプリもいいけれど、自分で選んだ人との
コミュニケーションを楽しむ、という感覚も
良いのではないかと思います。

それが、認知機能の維持や向上にも
つながるのではないかと思うのです。

人生も後半戦に入ると、
あと何人の人とコミュニケーションできるのでしょう。

少ない方がいいという人もいれば、
SNSなどを使ってより多くの人と交流したい
という人もいますね。

あなたの人生にはどんなコミュニケーションが
必要ですか?