2021.11.30:成年後見
実務雑感vol.20~成年後見
「おひとりさま」の定義とは?
おひとりさまというと、
独身の人、自立して楽しんでいる人、
一人でお店に訪れる人など
その方を対象とするビジネスによって
定義は様々ありそうです。
私のお客さまでいうところの
「おひとりさま」とは、
親族が全くいない身寄りのない人
親族がいても遠縁になったり絶縁してしまっている人
相続人になる人がいない人
相続人になる人はいるけど遠縁になったり絶縁してしまっている人
相続人になる人はいるけど世話になりたくない人
といったところ。
これにあてはまらなくても
独身の人
子どもがいない人 は
将来のおひとりさま、
つまり「おひとりさま予備軍」と
言えると思います。
最近、これらの「おひとりさま」からのご相談が
多数寄せられるようになりました。
ひとりの生活を不便なく謳歌し、
人生短いから旅行など行きたいところに行き、
楽しく生きる、という前向きな人は
相談に来られるのも早いようです。
最近は60代の方からのご相談が増えていますね。
見守り契約や財産管理等委任契約、
将来の後見人になる約束をしておく
任意後見契約をしたり、
葬儀や埋葬、身の回りの片付け等を決めておく
死後事務委任契約や 遺言書作成支援をする、
といったように すぐに手続きに入る場合もあれば、
しばらくは相談できる関係だけでいる、
という場合もあります。
まずは自分が、あるいは家族が「おひとりさま」なのか、
「おひとりさま予備軍」なのか、
そこを意識して考えてみる。
そうやってスタートラインに立つことが重要なのです!
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