民事信託・家族信託について

民事信託・家族信託とは、ご自身がしっかりしている間に、財産を信頼のおけるご家族、プロではない一般の方で作る法人などに託し、財産管理処分、承継のグランドデザインを実行してもうらう仕組みのことをいいます。かなり自由度の高い仕組みですので、オーダーメイドでご要望をおうかがいすることもできます。

民事信託・家族信託のご利用をお勧めしたい方
~こんなお悩みはありませんか?~

施設入所の際、自宅を売却する可能性があるが、認知症になっていたら売れないと聞いた。どうすればいいか?

アパートの大規模修繕を3年後に控えている。その時認知症になっていたら数千万円の大金を動かせず、家族に迷惑がかかる。なんとか支払する方法はないだろうか?

アパートの管理を家族に任せたいが、誰にも突っ込まれないようにちゃんとした契約書にしておきたいがどうすればいいか?

妻が認知症で遺言がかけない。財産管理は長女に任せたい。財産は自分が死んだら妻、妻が死んだら長女に承継したい。いい方法はないか。

遺言で二次相続以降のことも書いていたら、その遺言は執行できないと言われた。どうすればいいか?

子どもがいない。二次相続以降は妻の親族に財産が流出してしまう。自分の家族に財産を戻すにはどうしたらいいか。

主な財産は不動産しかない。相続人が5名いるが共有にすると管理や処分が難しいから避けたほうがいいと言われた。なにかいい方法はないか?

会社経営を退きたいが自分の支配権を維持しながら事業承継するにはどうすればいいか?

そんなときに家族信託の利用をお勧めします。
特に認知症対策をしておかないと・・・

お金を引き出すことができない

介護費用にあてるために現金が必要になっても、自宅などの不動産を売却できない

という事態に陥ります。
その他、民事信託・家族信託のご利用をお勧めしたい方として

認知症リスクを踏まえて相続税対策したい方

障がいがあるお子さまの将来が心配な方

浪費癖やひきこもりのご家族がいる方

再婚して家族関係が複雑な方

などがいらっしゃいます。

家族信託のご利用の流れ
 

1. 初回面談

 ご本人やご家族のお話をうかがい、ご心配事、解決したい問題を明らかにし、ゴールの確認をします。

2. 提案書を作成します。

3. 推定相続人の調査、必要書類の収集を行います。

4. 相続税のシミュレーションをします。(※)

5. ご家族との調整を行います。

 ご家族の同意が得られなければ、良いゴールにはたどり着けません。
 ご家族にご理解いただけるようしっかりご説明させていただきます。

6. 信託契約書案を作成します。

7. 公証役場、金融機関、不動産会社等との打ち合わせをします。

8. 信託契約書を締結します。

9. 信託不動産の登記をします。

10. 信託口口座開設をします。

11. 税務申告対応をします。(※)

※印はオプションになります。税理士をご紹介し、連携して業務を行います。