2015.06.03:相続

預貯金、株、投資信託などの金融資産を多数お持ちの方の相続手続きをした事例

Aさんの夫Bさんはすでに亡くなられており、子供もなく、
相続人は傍系のみで、姉のCさん、弟のDさん、妹のEさん、
甥のFさんと姪のGさんです。

Aさんは資産家でしたので、不動産以外にも
金融資産を多数お持ちでした。

もともと当事務所の代表國松がBさんの後見人になっていて、
その後、Aさんの後見人にもなったことから、
相続手続きのご依頼までいただいた、という流れです。

皆さんとても高齢で、甥姪のFさんGさんは現役世代で
とても忙しい方たち。

金融機関に接触したり、戸籍謄本を収集したり、
相続税の申告をしたり、ということまでとてもじゃないけど
皆さんむずかしいし、忙しかったり、体もいうことを聞かないので、
全面的にお任せしますよ、という感じでした。

時間はかかりましたが、税理士とタッグを組んで
遺産分割をまとめ上げ、手続きを10か月以内に
完了させました。

不動産の相続登記はもちろん、不動産の売却、
預貯金の解約、株の名義変更と売却、
投資信託の名義変更と売却、相続税の納税のお手伝いから、
相続人の皆さんへの分配まで。

もう10年くらい前のことですが、
その後もCさんから遺言作成援助のお仕事のご依頼があったりして、
よいお付き合いが続いています。

成年後見から相続手続きまで・・・私共はとても奥深い、
いいお仕事をさせていただいている、とつくづく思います。